ストーリー のバックアップ差分(No.3)

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TITLE:ストーリー
*ストーリー [#j67d9650]

**DON'T DEAL WITH THE DEVIL [#n7f9bb99]

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むかしむかし、インクツボ島と呼ばれる魔法の国にカップヘッドとマグマンという2人の兄弟がいました。
2人は賢者エルダーケトルの厳しい監視のもとでしあわせに暮らしていました。
むかしむかし、インクウェル島とよばれる魔法の島に、
カップヘッドとマグマンという兄弟が住んでいました。
ふたりは物知りケトルじいさんのもとでのんびり暮らしていました。
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ある日のこと、2人は家から遠く離れてしまいました。
エルダーケトルのたくさんの警告にも関わらず、ついには約束を破って悪魔のカジノに入ってしまいました。
ある日のこと。じいさんから何度も忠告されていたにも
かかわらず、ふたりは家から遠く離れたガラの悪い地区にある
「デビルのカジノ」に入ってしまったのです。
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サイコロ台で連勝しているカップヘッドとマグマン!
「これはすごい!キミたちは負けなしだ!」カジノの胡散臭いマネージャー、ダイスキングが叫びます!
「素晴らしいね、坊やたち」笑いながら何者かがやってきました。
カップヘッド兄弟は驚きました。だってそれはカジノのオーナーの悪魔だったのです。
カジノに入ると、カップヘッドとマグマンは
あっという間にサイコロのテーブルで勝ちを重ねました。
「こりゃすごい!キミたちは負け知らずだね!」
カジノのいかがわしげな支配人、キングダイスが言いました。
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「ところでどうだ、掛け金を上げてみないかね?」
ギラギラした歯をむき出しに笑いながら、悪魔が提案してきます。
「やるな、坊主ども」兄弟はハッと息をのみました。
なぜなら、この声の主はカジノのオーナー、デビルだったからです!
「そろそろ掛け金を上げてみるか?」
デビルは歯を見せ、ニヤリと笑って言いました。
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「もう一度坊やたちが勝てば、このカジノは君たちのものだ!」
「しかし負けた時には魂をいただくよ!いいかね?」
悪魔はささやきます。
「もう一度お前たちが勝てば、このカジノの金を全てくれてやろう!」
デビルが大きな声で言い放つと、あたりは沸き立ちました。
「ただし、負ければそのタマシイを頂く。さあ、取り引きするか?」
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カップヘッドはお金に目がくらんでサイコロをつかんで投げてしまいました!
「うわっ!!カップヘッド!やめろっ!!」
危険を察知したマグマンが叫びますが、すでに遅すぎました!
簡単に金持ちになれるチャンスに目がくらんだ
カップヘッドはうなずきサイコロをつかみました。
「あっ、カップヘッド!いけない!」
危機を察したマグマンが叫びました。しかし、時すでに遅し!
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「スネークアイ!」*サイコロの目の1が2個揃うこと
悪魔の笑い声がフロアに響き渡ります。
「お前たちの負けだ!」
カップヘッド兄弟は煙の中から現れた巨大な悪魔の姿にガタガタと震えました。
「さあ!魂をいただこうか・・・」
「ピンゾロだ!」*サイコロの目の1が2個揃うこと
デビルが床を叩きながら大笑いしました。
「貴様らの負けだ!」デビルが兄弟にせまり、
ふたりは恐怖で震え上がりました。
「さて、貴様らのタマシイだが…」
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カップヘッド兄弟は必死に命乞いをしました。
「な、何かべ、別の方法でお支払いできませんか・・・!」
マグマンがつっかえながらも必死に声を絞ります。
「そうです!お、お願いします。旦那!」
カップヘッドもうなずきます。
兄弟は命乞いをしました。
「き、きっと別の方法でお返ししますから」
マグマンは言葉につまりながらも訴えました。
「そ、そうです!おねがいします!」
カップヘッドも言いました。
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「ふむ、ならばこれだ」
悪魔は冷ややかに笑い、羊皮紙を取り出しました。
「このリストは逃げ出した債務者のリストだ、やつらの魂を私に持ってくれば2杯とも許してやろう」
「ふーむ、一考の余地はあるな」
デビルはニタニタと笑いながら1枚の羊皮紙を取り出しました。
「逃げ出した債務者どものリストがここにある。俺様の代わりに
 こいつらのタマシイを集めてこい。そうすれば貴様らのことは見逃してやってもいい」
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「さあ今すぐ行ってこい!」
悪魔はそう怒鳴るとと乱暴に兄弟をけりだしました。
「明日の夜12時までにすべての魂を集めろ!でなければお前たちの魂をいただくぞ!」
「わかったらさっさと行け!」
デビルはうなり、ふたりをケリ飛ばして乱暴にカジノから追い出しました。
「こいつら全員のタマシイを明日の真夜中までに集めてこい!
 さもなくば、俺様が貴様らのタマシイを回収しにいく!」
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カップヘッドとマグマンは慌てて必死に逃げ出しました
「いそげマグ!」
カップヘッドは息も絶え絶えに言います。
カップヘッドとマグマンはすっかりおびえて全速力で逃げ出しました。
「はやく、マグ!」
カップヘッドは言いました。
「ケトルじいさんのところにいこう!
 きっとどうすればいいか教えてくれるから!」
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「ケトルじいさんのところへ行くぞ!きっとどうすればいいか知ってるはずだ!」
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